近畿圏の専用住宅の新築市場規模は1.9兆円

 表1は、2013~2015年度の新設住宅着工統計の着工戸数・工事予定額・床面積を、近畿圏(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県)について集計したものである。但し、新築の居住専用住宅で利用関係が単一のもののみ集計しており、実際の新設住宅着工戸数よりは値が小さくなっている。

 2015年度の着工戸数は近畿圏全体で129,524戸、内一戸建が55,582戸で42.9%、さらに持家木造が27,915戸で21.6%である。
 工事予定額は全体で1.9兆円、内一戸建が1.1兆円で57.7%、持家木造が0.6兆円で30.1%を占めている。総床面積は一戸建の占める割合が61.5%とさらに高くなっている。
 近畿圏の新築市場における戸建住宅、特に木造の寄与率は、戸数シェアと比べてかなり高いと言える。


 表2は、表1を元に1戸あたりの工事予定額、坪単価(坪あたり工事予定額)、1戸あたりの床面積を算出し、近畿圏の住宅のグレードを算出したものである。

 2015年度の一戸建の持家住宅(主に注文住宅)について見ると、
 「木 造」が1戸あたり2,026万円、床面積35.9坪(坪単価56万円)、
 「鉄骨造」が1戸あたり3,176万円、床面積40.3坪(坪単価79万円)
となっている。
 また、一戸建の分譲住宅は1戸あたり1,544万円、床面積31.6坪(坪単価49万円)であった。
 過去3年間で見ると、1戸あたりの床面積は微減傾向であるが工事予定金額はやや上昇傾向にある。


2016年05月23日|分類:統計アラカルト