首都圏の専用住宅の新築市場規模は4.5兆円

 表1は、2013~2015年度の新設住宅着工統計の着工戸数・工事予定額・床面積を、首都圏(埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県)について集計したものである。但し、新築の居住専用住宅で利用関係が単一のもののみ集計しており、実際の新設住宅着工戸数よりは値が小さくなっている。

 2015年度の着工戸数は首都圏全体で291,516戸(全国854,086戸の約34%)である。内一戸建が115,020戸で39.5%、持家木造が47,315戸で16.2%となっている。
工事予定額は全体で4.5兆円(全国13.2兆円の約34%)である。内一戸建が2.2兆円で50.3%を、持家木造が1兆円で22.7%を占めている。
総床面積は一戸建の占める割合が58.8%とさらに高くなっている。
首都圏での戸建住宅、特に木造の寄与率は以前に紹介した近畿圏よりやや低いが、戸数シェアと比べるとかなり高い。


 表2は、表1を元に1戸あたりの工事予定額、坪単価(坪あたり工事予定額)、1戸あたりの床面積を算出し、近畿圏の住宅のグレードを算出したものである。

 2015年度の一戸建の持家住宅(主に注文住宅)について見ると、
「木 造」が1戸あたり2,133万円、床面積35.0坪(坪単価61万円)、
「鉄骨造」が1戸あたり3,580万円、床面積39.7坪(坪単価90万円)
となっている。
 一戸建の分譲住宅は、1戸あたり1,517万円、床面積30.2坪(坪単価50万円)であった。
 過去3年間で見ると、戸建住宅の1戸あたりの床面積は微減しているが、工事予定金額は微増している。


2016年07月07日|分類:統計アラカルト