新設一戸建住宅の近畿圏行政区別着工動向

近畿圏全体での一戸建の2019年度新設着工数は堅調。
2019年度増加率は大阪府6.2%、京都府3.7%。

 表1は2017年度から2019年度までの近畿圏府県別着工新設住宅戸数を建て方別に、表2は対前年増加率を計算したものである。
 近畿圏の住宅全体では、2017年度136,197戸、2018年度145,225戸で6.6%増であったが、2019年度は135,857戸と6.5%減であった。しかし一戸建を見ると、2017年度56,886戸、2018年度58,678戸で3.2%増、2019年度59,395戸で1.2%増と堅調に推移している。特に大阪府の一戸建は2017年度20,993戸、2018年度21,611戸で2.9%増、2019年度は22,960戸で6.2%増と大きく増加している。



出典について
建築着工統計調査報告 令和元年度分(国土交通省)
https://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000910.html
行政区別の詳細データは以下よりダウンロード
e-stat(政府統計の総合窓口)建築着工統計調査 (2017年度・2018年度・2019年度)
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&toukei=00600120&tstat=000001016966


一戸建300戸以上の行政区(市区町村)は245行政区中63行政区。
1000戸以上の着工数は13行政区。

 表3は2018年度、2019年度の新設住宅着工数を行政区別、建て方別に見たものである。2019年度一戸建300戸以上の63行政区を多い順に掲載している。上位5行政区は姫路市(2,255戸)が突出し、和歌山市(1,496戸)、高槻市(1,491戸)、大津市(1,400戸)、枚方市(1,392戸)である。
 尚、一戸建1000戸以上の13行政区で16,968戸と28.6%、一戸建300戸以上の63行政区で40,034戸と67.4%を構成。掲載している63行政区で近畿圏の新設一戸建の3分の2以上を占めている。


近畿圏の人気都市に加え、京阪沿線や泉州地区で一戸建の着工が拡大。

 一戸建が2018年度、2019年度共増加している行政区を一戸建1000戸以上の13行政区で見ると、高槻市(1,491戸)、茨木市(1,124戸)、豊中市(1,080戸)、西宮市(1,080戸)、尼崎市(1,027戸)の5行政区で、人気ランキングでも話題の都市となっている。
 一戸建500戸以上1,000戸未満の16行政区で見ると、吹田市(866戸)、京都市伏見区(779戸)、宝塚市(770戸)、岸和田市(712戸)、寝屋川市(659戸)の5行政区で、京阪地区と泉州地区が登場している。



2020年07月28日